top of page

ようこそ、「LbE コミュニティ(七月号)」へ

このオンラインコミュニティは、教職員が

持続可能な開発のための教育(ESD) を伝える方法を学びあう

協奏・協働の場です

Keyboard and Mouse

​6月セミナー「Hawaiiを舞台とした探究活動編」総括

 先月のセミナーにおいては、LbE Hawaiiの提供するサステナビリティ探究プログラムの紹介をさせていただきました。何故ハワイは持続可能な開発のための教育(ESD)実践の場所として相応しいのか。自然という地理的環境のみならず、Hawaiiの持つ文化的価値観、Aloha Spiritや多文化共生への姿勢などにも言及し、日本とハワイの繋がりについてなど、会話が盛り上がりました。今回はLbE Hawaii側からゲストスピーカーを招き、日本語・英語の飛び交った1時間半でした。とある参加者からは、「ハワイという環境を活かした教育・学びの場所づくりに関心があり、参加させてもらいました。ESDの学び合いを含め、私の知りたかったことを全て知ることができました。」と前向きな評価を頂きました。

参加してくださいました先生方には心より御礼申し上げます。

毎回のセミナーは録画しており、コミュニティメンバーの先生で共有出来るようにしております。このセミナーの開催や録画動画が持続可能な社会作りの担い手を育む教育の実現に寄与できれば幸いです。

 

 

 

 このパンデミック以降多くの学び合いセミナーがオンラインで開催され、日本とハワイの距離が短くなったことを痛感しています。毎月開催されるセミナーでは、日本の教育者の皆様と日本の教育の未来について話したり、ハワイの教育事情についての情報をシェアすることを楽しく思っています。

 今回のテーマはハワイ州独自の持続可能な社会作りに向けたハワイ版持続可能な開発目標(SDGs)とも呼ばれる、" Aloha + Challenge"をご紹介します。​島経済で世界から最も孤立した島々であるハワイがそれぞれのリソースを活用しながら経済水準と自然、福利厚生を保つために設定された6つの目標はハワイ独自の価値観に溢れています。セミナー参加に関し、不安な点がある場合はお気軽にご相談くださいませ。

 

▼7月セミナー「Hawaii 版SDGs であるAloha + Challenge」編

・日時:2021年7月17日(土)15:00 - 16:30

・会場:オンライン(Zoom利用)

・参加費:無料

・対象者:教職員・教員を志望する学生・ESD普及に興味のある方なら誰でも

​・定員:15名

▼こんな方におすすめです

・ハワイの州としてのサステナビリティに関する取り組み、先行事例について学びたい

・自治体や関連団体として地域で持続可能な社会、コミュニティ作りに取り組んでいる

・ESDとはそもそも何か?何故ESDを普及させるべきなのか?他者に上手く説明出来るようになりたい

​7月セミナーのご案内​
​「Hawaii 版 SDGsであるAloha + Challenge」編

Anchor 1

Think about it...

1624414471.jpg

ヨコハマ経済新聞

「誰一人取り残さない」に向き合って~SDGs小論文コンテスト 
野毛坂グローカル 奥井利幸代表に聞く

持続可能な開発のための目標にもある「誰ひとり取り残さない」

富の公平な分配…SDGs 16「平和と公正をすべての人に」公平と公正はSDGsの中でも頻発ワードですが実際公平と公正が持つ意味は大きく異なります

この図は公平と公正の違いについて上手く描写されたもので、サステナビリティを学ぶ場面でよく登場するもの。皆さんはこの図にある情報を上手く自分で消化し、他者に説明することが出来ますか?

Anchor 5

​ハワイの目指す "Responsible Tourism" とは

 ハワイの目指す、観光業のあり方に "Responsible Tourism(責任ある観光)" という言葉があります。
今ではそれはキャッチフレーズのような扱いを受け、ハワイ州観光局や多くの有識者が口にするようになりました。一方で「旅行者へどのような行動を求めるべきか?」「具体的にはどのような行動を責任ある旅行者の行動というのか?」いろいろな定義が飛び交っているのも実情です。


 ハワイ唯一無二の観光名所であるハナウマベイは火山の噴火後に出現した内湾です。水族館のように多くの魚が集まること、海の透明度が高いこと、珊瑚の周辺でシュノーケリングが出来ることで知られています。このハナウマベイの管理をしているホノルル市によると、このパンデミックで誰も湾に入らなくなったのでその水質が大きく改善され、普段見ることの珍しかった魚なども戻ってきたのが確認されたそうです。市はこの現象を歓迎し、ハナウマベイの営業再開後も入念な入場者数制限や意識向上ビデオ鑑賞の徹底などを行い、美しい湾内の水質管理や生態系保持に努めてきました。

​ そんな中、この七月一日よハナウマベイの入場料の値上げが決定。今まで一人当たり12ドルだった観光客への負担は25ドルにまで引き上げられることに。この急な値上げに対して特に多くのローカルが賛成意見を唱えています。ハワイがその豊かな自然環境を傷つけず、またその在住者の生活水準を引き上げることなく産業としての観光で成り立っていくにはまだまだ課題が山積みだとされています。
  • Instagram

@lbe.hawaii をフォローしてハワイでどんなことが起きているか
チェックしてみてください(生徒にも良ければオススメ下さい!)

Anchor 2

SDGs

Activity List

Think Globally, Act Locally Opening Activity

Opening Actiivity(導入)として使える学習活動を紹介します。

現在話題になっている"Think Globally, Act Locally." 日本語で言うと「地球規模で物事を考え、地域において行動を取る」などと解釈されますが、実際それは具体的にはどのような行動を指すのでしょうか?答えは生徒や教員個人個人の頭の中にあります。

有名なキャッチフレーズを単なるキャッチフレーズに終わらせず、協働学習を行うことによって、生徒自体の思う "Think Globally, Act Locally." の実践例をリスト化することが出来るアクティビティになります。

Studying on the Grass

​レッスンプラン(ダウンロード可能)

Anchor 3

私たちと一緒にこのオンラインコミュニティを盛り上げていきませんか?

Meet the Team!

unnamed.jpg

Yuko Maruo

Director of Education

早稲田大学教育学部を卒業後、中高一貫校で10年間社会科教員を勤める。専門教科は中学社会、高校地理歴史(世界史)。教員時代は勤務校のユネスコスクール化、SGH化に尽力。JICA教師海外研修参加(2015)以後、開発教育の教材開発も楽しむ。2017年にハワイに移住し、ハワイパシフィック大学でグローバルリーダーシップと持続可能な開発の修士号を取得。好きな言葉は "Think globally, act locally." LbEコミュニティの運営責任者。

Mark.png

Mark Etscheit

Director of Sustainability

ドイツのデュッセルドルフ出身。2009年に

ハワイに移住し、ハワイパシフィック大学で

国際経営学と持続可能な開発、グローバルリーダーシップの学位を取得。LbEコミュニティの良きアドバイザー。

​現在、新規メンバーとしてLbEコミュニティに登録してくださる教職員の方々を募集中です。

Anchor 4
bottom of page