ようこそ、「LbE コミュニティ(九月号)」へ
このオンラインコミュニティは、教職員が
持続可能な開発のための教育(ESD) を伝える方法を学びあう
協奏・協働の場です
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新しい取り組み、ESDワークショップ
この夏休みの時間を使ってLbE HawaiiではHayama Blueとのコラボレーションにより、「ハワイに学ぶSDGs」と題した2日間にわたるワークショップを開催しました。この8月より毎月開催されるシリーズワークショップでは、単にハワイのサステナビリティに関する最先端の情報をお届けするだけでなく、日本のSDGs先行事例についても学ぶ時間を持ちます。
海洋保全に焦点を置いた8月のワークショップでは、ハワイのオアフ島ではカイルア、ワイキキ、ホノルル市内を訪ねハワイ州の設定した独自のSDGsである「アロハプラスチャレンジ」についての紹介もさせて頂きました。アロハプラスチャレンジとは国連の提唱する持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を基準にして、「持続可能なハワイ州」実現に向けた6つの目標のことを指します。
丁度緊急事態宣言の最中の夏休みオンラインプログラムでしたので、多くの親子さんにご参加くださり、少しでもハワイの風を届けれたのではないかと思っております。また、教職員コミュニティメンバーの先生で、お忙しい中参加してくださいました先生方にも心より御礼申し上げます。
毎回のセミナーは録画しており、コミュニティメンバーの先生で共有出来るようにしております。このセミナーの開催や録画動画が持続可能な社会作りの担い手を育む教育の実現に寄与できれば幸いです。
10月のESDワークショップも引き続き、SDGsに興味のある方なら年齢を問わずに参加できる特別セミナーを催行します。日本より現在のハワイへオンライン留学。バーチャルツアーに参加することによって、ハワイが目指すサステナブルなコミュニティの姿、その一つの形とされる「シェアリング・エコノミー」について学んでみませんか?10月末の最後の週末を利用して、日本全国の皆さんとサステナビリティについて考え、意見交換する時間を持ちましょう。セミナー参加費の一部はセミナー支援団体への寄付に利用させて頂きます(教職員コミュニティメンバーの先生方は参加無料です)
セミナー参加に関し、不安な点がある場合はお気軽にご相談くださいませ。
▼10月特別セミナー「ハワイに学ぶSDGs オンライン留学」シェアリング・エコノミー編
・日時:2021年10月31日(日)10:00 - 11:45
・会場:オンライン(Zoom利用)
・参加証とESDワークシート付き
・参加申し込みは以下のPeatrixグループページへ(チケットの購入が必要です)
・サステナビリティ、SDGs、ハワイに興味のある方なら、どなたでも(親子でも)ご参加いただけます
・日程が合わない方でも、参加ご登録いただくと、後日録画を視聴可能です。
▼こんな方におすすめです
・オンライン留学がどんなものかを体験してみたい
・ハワイの州としてのサステナビリティに関する取り組み、先行事例について学びたい
・自治体や関連団体として地域で持続可能な社会、コミュニティ作りに取り組んでいる
10月特別セミナーのご案内
「ハワイに学ぶSDGs オンライン留学 」編
Think about it...
New Economics
新しい経済の在り方を考える
このパンデミックを経て、一旦ストップしたかのように見えた大量消費・大量生産型の経済システム。コロナによる外出や出勤の規制により世界各地で自然環境が改善したのは皆さんもご存知の通りだと思います。だからこそ改めてこのシステムの歪みに違和感を感じている人も多いはず。
サステナビリティの観点で言うと、地球は私達の住む一番大きな箱(場所)として認識されています。その大きな箱の中にエコシステム、更にその中に人間社会や私たちの経済活動が含まれます。
ポイントは、経済活動はあくまでも一番小さなシステムであるということ。しかし本来ならば一番小さな存在である私達の経済活動のうち、多くは環境に莫大な負荷をかけながら行われているのが実情です。
このような行き過ぎた経済活動に対して、New Economicsはあくまでも自然と調和しながら経済活動を行う、といった大前提に生まれた考え方とされています。その提唱者であるE Fシューマッハの考え方は、地球の誕生空を振り返るDeep walkに始まり、私達の起こしている活動を見直す、Humblingな気持ちにさせてくれるようなものばかりです。
シューマッハの考え方は現在イギリスにある大学院「シューマッハ・カレッジ」にて学ぶことが出来ます。興味のある方はその著作「スモール・イズ・ビューティフル -人間中心の経済学-」を読んでみても面白いかもしれませんね。
オアフ島で始まった "Safe Access Oahu"とは
オアフ島ではこの9月より特別な地域の取り組みにより、「セーフ・アクセス・オアフ」という取り組みが開始されました。オアフ島内でのレストランやバー、ジム、その他の施設を利用する際、在住者観光者にかかわらず、ワクチン接種証明書と有効な身分証明書の提示が義務付けされるというものです。
これが問題となるのは日本でワクチン接種をされた観光客の方々。日本の場合、日本で発行されたワクチン証明書ではなく、各地方自治体発行の「海外渡航用 ワクチン接種証明書」となるものが必要となるそう。日本で発行されたからといって、ワクチン接種証明書を提示しても、一部の施設、機関で入店・入館できない可能性もあるようです。このような動きが観光業に悪影響を与えるのはあからさまなこと。現在でも多くの人々が毎週州庁舎やワイキキなどの繁華街でこのプログラムに関しての抗議活動を行なっています。
@lbe.hawaii をフォローしてハワイでどんなことが起きているか
チェックしてみてください(生徒にも良ければオススメ下さい!)
SDGs
Lesson Plan
Let's learn about micro plastic!
New Yorkの小学生達がプラスチック問題を学び、その解決に向けてコミュニティを巻き込んで取り組みを追ったドキュメンタリー「マイクロプラスチック・ストーリー」
この授業案はその映画鑑賞を中心に生徒とプラスチック汚染について考える機会を提供します。
生徒達と同世代の小学生が、小学生という立場ながら、アメリカでどのように教員や大人達を巻き込んでプラスチック問題に立ち向かっていくかは、大人の私達が見てもジーンとするはずです。こちらの動画は国際理解、英語の教材、社会科や理科の教材にも参考になるかと思います。
レッスンプラン(ダウンロード可能)
私たちと一緒にこのオンラインコミュニティを盛り上げていきませんか?
Meet the Team!
Yuko Maruo
Director of Education
早稲田大学教育学部を卒業後、中高一貫校で10年間社会科教員を勤める。専門教科は中学社会、高校地理歴史(世界史)。教員時代は勤務校のユネスコスクール化、SGH化に尽力。JICA教師海外研修参加(2015)以後、開発教育の教材開発も楽しむ。2017年にハワイに移住し、ハワイパシフィック大学でグローバルリーダーシップと持続可能な開発の修士号を取得。好きな言葉は "Think globally, act locally." LbEコミュニティの運営責任者。
Mark Etscheit
Director of Sustainability
ドイツのデュッセルドルフ出身。2009年に
ハワイに移住し、ハワイパシフィック大学で
国際経営学と持続可能な開発、グローバルリーダーシップの学位を取得。LbEコミュニティの良きアドバイザー。
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